「おごる、おごられる」の表現


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「おごる」としてtreatという単語がよく紹介されていますが、自分を主語にして使うと「おごってやる」というニュアンスが見え隠れして、あまり好まれていないように思います。もっとスマートな言い方がたくさんあるので、特にビジネスではこういった表現をお勧めします。

 1) This will be on us.
  (この席は我々が支払います)

1)のbe on~で「~のおごりで、支払いで」という表現になります。相手にプレッシャーをかけずにおごるという時に最適な表現です。口語で使うのが通常です。関連する表現としてThis is on the house.(店のおごりです)があります。馴染みのレストランに行くとお店がサービスしてくれることがありますよね。そんな時はいつもon the houseと表現します。

2) We’ll take care of the check.
  (こちらでお支払いします)

2)も恩着せがましさがなくていい表現です。take care of~は「~を処理する、~に対応する」として広く使われており、こんな風に支払いにも適用できます。checkは「勘定書」の意味でbillと言うこともできます。

 3) Let me buy you a drink.
  (一杯おごるよ)

親しい相手なら3)のようにbuyを使うのが自然な言い方です。

 4) I’ll get it.
  (ここは私が)

4)は勘定書がテーブルに来た時などに使う表現です。I’ll take care of it.と言ってもいいですね。

 5) Next one is my treat.
  (次は私のおごりね)

5)のtreatは「おごり」という名詞です。名詞では嫌味な感じがなくて普通に使っています。

 6) My boss bought me really expensive dinner yesterday.
  (昨日、上司にすっごい高い夕食をおごってもらったわ)

日本語では「おごられる」と受け身の表現がありますが、英語は受動態をつくるのではなく、6)のようにおごってくれた人を主語にするのが自然な言い方です。

 7) Thank you for treating me to a wonderful dinner last night.
  (昨晩は素敵な夕食をご馳走になりありがとうございました)

7)の直訳は「夕食をおごってくれて」ですが、「ご馳走になった」としても使えます。ここで敢えてtreatとなっているのは、相手が支払ったからです。「おごってくれた」にはtreatが適しているんですね。つまり、自分が払った時はtreatで表さないほうが良く、他人が払った時はtreatと言って問題ない、ということです。



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