「春が来た」はSpring has comeであっている?


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このブログでは日本語と英語の時制表現が必ずしもマッチしないことを繰り返し説明しています。ここではタイプの違う例をまとめます。

「春が来た」と日本語で表現する時、「来た」と過去形になりますよね。その英語として”Spring has come.”と習ったはずです。これはこれで間違っているわけではないのですが、そう表現できるのは本当に一瞬だけだと思います。

例えば、まだ肌寒さの残る日に急に暖かい風を感じたとします。そんな時「あぁ、今まさに春が来たな」という感覚で”Spring has come.”と表現するのが英語です。

では「ここにも春が来ました」はどう表現しますか?

 1) Spring is here.

今現在「春が来た状態である」として、be動詞を使うんですね。この違いをぜひ頭に入れて欲しいと思います。今の話をしているのか、それとも過去の話をしているのか区別する必要があります。

 2) I’m here to volunteer.
  (ボランティアするために来ました)

2)も同じことで、日本語では「~しに来ました」と過去になりますが、英語の感覚ではもうそこにいるわけですから、be hereなのです。

 3) Are you done with your dish?
  (料理は食べ終わりましたか?)

3)はレストランでよく聞かれるフレーズです。「食べ終わった」という動作ではなく「食べ終わった状態である」としてbe done/finishedを用いるんですね。

 4) I am so over her!
  (彼女のことはとっくに吹っ切れたよ!)

4)はbe overで「乗り越えた状態である」ということです。ビジネスではなくプライベートの話ですね。多くの人はこの感覚、経験から分かると思います。「乗り越えた」という過去の動作そのものが重要な場合は”I got over her.”となりますが、もう乗り越えた状態で大丈夫と表現したい時は現在なのです。

慣れないと過去なのか現在なのかで混乱するかもしれませんが、例えばyesterday, a month ago, when I was a childといった過去の時点が重要な役目を果たさない限り、多くは現在形で表現できると思って下さい。そして現在の話はできるだけ現在形を使うよう練習しましょう。

*日本語と英語の時制の違いに関する記事
「決まりましたか?」「準備が整った」は現在形で
「何があったんですか?」は英語では現在形
「~しに来た」は過去形で表現しない
「失くした」はlostで大丈夫?

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