特権、権利を意味するfranchise

特権、権利を意味するfranchise

Last updated: April 29, 2018 


franchiseと聞くと、小売店の「フランチャイズ」形式が思い浮かびますね。もとは「特権、権利」という意味の単語で、契約によって特定の商品やサービスを市販する権利を与えられることから、フランチャイズと呼ばれるようになりました。

1) My brother just opened a fast-food franchise down the street.
(兄がこの先でフランチャイズのファストフード店を開店したんです)

1)は最も分かりやすい例ですね。ここではa franchiseで「フランチャイズの店」として使っています。

2) We are granted a franchise in the entire city.
(我々は市全域における営業権を与えられている)

2)は「営業権」として使っています。grantは特権や権利などを「認める」という意味で、ここではbe grantedで「与えられている」としています(関連記事)。お店以外の営業権にも使われます。

3)The U.S. did not extend the franchise to women until the early 20th century.
(20世紀初頭まで、アメリカは女性に参政権を与えなかった)

3)は「参政権、投票権」という意味になります。今はright to voteのほうが一般的ですが、franchiseは幅広い定義があることを覚えておいて下さい。

商業で使われるfranchise

今日、franchiseは商業面で使われることが多く、定義が拡大しています。

4) In 2007, Harry Potter became the biggest franchise in history.
(2007年にハリーポッターが史上最大の作品シリーズとなった)

4)は日本語で表現しにくい定義です。「ハリーポッター」というストーリー及びキャラクターは、小説、映画、DVD、ゲームなど、様々な形で商品化されていますよね。それらをすべてひっくるめたひとかたまりがfranchiseと表現されます。ここでは「作品シリーズ」という訳をつけました。日本語で「人気作品、ヒット作」と訳していることがありますが、個々の作品を指すわけではないので注意して下さい。

英語辞書に以下のような定義が書かれていました。これが最も近いと思います。1つのブランド名でくくられたあらゆる商品のことです。
A brand name under which a series of products is released
(出典:The Free Dictionary)

5) The mayor is aiming to bring a NFL franchise to the city.
(市長は、NFLチームの市への誘致を狙っている)

5)は「プロのスポーツチーム」として使われています。NFLはNational Football Leagueの略で「アメリカンフットボール、アメフト」のことですね。プロのスポーツチームには所属選手、試合、放送、商品販売など様々な権利が関わってきますね。そこからfranchiseと派生したようです。

6) The team is desperately searching for a new franchise player.
(球団は新たなスター選手を必死に探している)

6)のようにfranchise playerで「スター選手、人気選手」の意味になります。チームスポーツにおけるスターということで、アメリカではフットボールやバスケットボールでよく使います。team starと同義と考えていいでしょう。

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